東京

【穴場】東大キャンパスに隈研吾の建築が!ダイワユビキタス学術研究館へ

みなさんこんにちは、shelkoです。

新たに完成した国立競技場を手がけたことでも知られる有名建築家、隈研吾さん。一度はその名前を聞いたことがある方も多いのでは?

彼の温かみのある建築が好きなのですが、今回は東京大学の敷地内に隈さんの監修した建物があると知り行ってきました! 早速その様子をレポートします。

訪問日:2020年2月上旬

建築家、隈研吾について

1954年横浜生まれの隈 研吾(くま けんご)さん。東京大学建築学科大学院出身で、1990年に隈研吾建築都市設計事務所を設立。日本を代表する建築家・デザイナーです。

手がけた作品は数知れませんが、近年だと主なところは以下。国内だけでなく海外でも高い評価を受けています。

  • 浅草文化センター
  • KITTE博多
  • TOYAMAキラリ
  • 根津美術館
  • 明治神宮ミュージアム
  • 国立競技場

その土地の環境、文化に溶け込むやわらかな建築が特徴で、90年以降は木材を使うデザインが多く「和の大家」とも称されているんですよ。

東大キャンパス内のどこに隈作品が?

隈研吾さんの手がけた建築作品は「ダイワユビキタス学術研究館」という研究棟で、かの有名な東大の赤門からは少し離れた場所にあります。

東大のシンボル、赤門

キャンパスはかなり広いので、駅から研究棟に直接向かう場合は本郷三丁目駅が便利。

「春日門」をくぐってすぐ目の前に見える特徴的な建物がダイワユビキタス学術研究館です。

発見!世界に誇れる美しい研究棟

ひと目見てすぐに隈建築だと分かるデザイン! 何はともあれ、まずはその姿を。

春日門側から見た様子

ここが研究の場だなんて学生たちが羨ましい! ちなみにテラス席のある手前のスペースは併設するカフェ、厨菓子くろぎです。

さまざまな角度から眺めてみましょう。

反対側から

まるでピアノの鍵盤のように美しく並ぶ杉板。段違いになっているのがまた柔らかい印象を生み出していますね。

木材がふんだんに使用された外観。近づくとさらに圧巻

でも、雨風にさらされて変色しないのか…素人目にはちょっと気になる点。

2012年10月着工、約1年半かけて2014年4月に完成したこちらの研究館。

建築のプロデュース・責任者は東京大学の名誉教授でもある坂村健さん。建物の意匠設計として隈研吾さんが携わっているそう。

隈さんは現在、東京大学の大学院工学系研究科特別教授として教鞭をとっています。まさに二人の思いが詰まった建築作品ともいえますね。

ダイワユビキタスって?

まるで呪文のようなカタカナ名称ですが、ダイワはこの研究館の寄贈主である大和ハウス工業株式会社からとったもの、ユビキタスは学術名です。

館内見学は可能?

原則、立ち入りは学生・教職員など関係者のみ。ただし、教職員による紹介があれば以下の3施設を借りることができるとのことです。

  • ダイワハウス石橋信夫記念ホール(3階)
  • 会議室(地下1階)
  • 教室(2階)

特に3階のホールは外観同様、木の温かみのあるデザインでとってもオシャレ。利用案内詳細は下記をご参照ください。

http://webpark5033.sakura.ne.jp/wp8/?page_id=84

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併設の「厨菓子くろぎ」もおすすめ

1階部分に併設されているカフェ「厨菓子くろぎ」は、湯島(現在は芝大門)にある和食の名店くろぎ猿田彦珈琲がコラボしたお店です。

職人手作りの和スイーツと美味しいコーヒーが味わえるとあって人気なんですよ!

特に好評なのは、美しいわらび餅やかき氷。優雅なカフェタイムが堪能できます。

 

訪問時は時間がなかったため、お持ち帰りできる栗おはぎ(季節限定)を購入しました。少額の買い物でしたが、手提げ袋も用意してくれる心遣いがうれしい!

帰宅後、当日中にいただきました。※お皿は私物です。

小ぶりですが、ふたつに割るともち米がぎゅっと詰まっていましたよ。

食べ応えもあり、栗本来の優しい甘みで大変美味しかったです♡

アクセス・スポット詳細

東京大学(本郷キャンパス)への最寄りは東京メトロの後楽園駅、または本郷三丁目駅。

ダイワユビキタス学術研究館に直接向かう場合は、本郷三丁目駅から「春日門」を目指して徒歩5分ほどです。

ダイワユビキタス学術研究館のほか、名門東大のキャンパス内には歴史ある建造物も多くあります。ぶらりと散策に出かけてみては?

ABOUT ME
shelko
旅行代理店スタッフを経て、現在は旅系IT企業に勤めるアラサーOL。仕事もプライベートも頭は旅行のことでいっぱい!旅行記やおすすめスポット、お得な旅情報をお届けします♪